<後編>PCケースにファンを追加して冷却力と静音性を両立せよ!自分のPCをドレスアップ!

前編はこちら <前編>Corsair電源にスリーブケーブルを導入せよ!自分のPCをドレスアップ! スリーブケーブルと違って手を入れやすいPCの改造がファンの追加だ。しかし、この冷却用のファンの世界も、思ったよりも奥深いものがある。ファンの追加はPCの冷却能力を向上させるのと同時に、静音性を損なうと考えがちだが、実はこれが違ったりする。ファンの性質を見きわめて、適切な位置に配置し、ファンの調整を行なってあげれば、冷却能力がアップするだけでなく静音性を高めることもできるのだ。ここでは、ファンの追加やその効果について説明していこう。 CORSAIR FANをAmazonでチェック サイズだけじゃない。いろいろあった、ファンの種類  配線の次はファンの追加の話になるわけだが、上にあるようにファンの世界もなかなか奥深いものがある。一般的な目から見れば、12cm角ファンと言うくらいだから、ファンの種類なんて大きさくらいしかないととらえがちだ。しかし、ファンの違いはサイズだけでなく、回転速度も違えば、ファンの速度の調整機能があるものもある。ドレスアップパーツの一つとしてさまざまな色に光るLEDや、回転するハネの部分に文字が浮かび上がる製品まであるのだ。そして、Corsairから登場したのが、冷却に使うのか、それともケース内のエアフローを調整するために使うかという選択のできる2種類のファンだ。 CORSAIRケースファン紹介ページはこちら CORSAIRケースファンで冷却・デザインを極めろ!! 風量重視?静圧重視? 2タイプあったファンの適正  それでは、Corsairから発売されているファンのラインナップを紹介しておこう。日本国内では以下の五つが発表されている。 AF120 QUIET EDITION(CO-9050001-WW) 静音重視の風量タイプの12cm角ファン。 AF120 HIGH PERFORMANCE(CO-9050003-WW) 回転速度重視の風量タイプの12cm角ファン。 […]

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<前編>Corsair電源にスリーブケーブルを導入せよ!自分のPCをドレスアップ!

 配線の世界の奥深さは底知れない。配線を極めるなら一度は考えるスリーブケーブル。しかし、自分で1から作るのは手間がかかるため断念していた人も多いはず。そんな読者に朗報だ。  Corsairから最新の電源ラインナップに対応する、第2世代スリーブケーブルが発売されたのだ。実を言うと、ここ最近、Corsairフリークの間でひそかにブームを呼んでいるのがプラグインケーブルのスリーブ化。  スリーブケーブルは見た目がよくなるドレスアップのほかにもとり回しがしやすくなるというメリットがある。Corsairのスリーブケーブルセットを使って自分のPCにより愛着を感じられるようにドレスアップしていこう! スリーブケーブルとは? スリーブケーブルとは何か。まずはそこからという読者もいることだろう。スリーブとは英語のSleeve、衣類の袖やッタモト、レコードジャケットなどのカバーなどを言い、電気工事などでは筒のことを指して言う場合もある。  自作PCにおいてのスリーブケーブルとは、電源やパーツ間のケーブルを包む、メッシュ状の筒のことをいう。通常のケーブルをスリーブで包むことをスリーブ化と言い、スリーブ化されたケーブルをスリーブケーブルと言うのだ。  スリーブ化の端的な効果は見た目のよさにつきるが、実はそれだけというわけではない。スリーブケーブルには見た目をよくする以外に配線の引き回しをしやすくしたり、ケーブルの耐久性を上げたりする役割もある。ここ数年のPC用電源を見ると、ミドルクラス以上の製品はほとんどがスリーブ化されているだろう。  そう、数本から数10本のケーブルをメッシュの筒にまとめ、線がばらばらにならないようになっている、あれだ。当然、Corsairから発売されている電源に付属しているケーブルでも採用されており、現在市場に投入されている製品のATX 24ピンやATX/EPS12V、6+2ピンPCI Expressなど、配線本数の多いケーブルは、ほぼすべてスリーブ化されている。  Corsairの電源では、4ピンペリフェラルやSerial ATAケーブルを4本または5本の線をくっつけた、フラットケーブルで取り扱いが楽になるようにしているが、配線本数が多いケーブルでは、このようにメッシュスリーブで包んでしまったほうが扱いやすい。今では、ほとんどのメーカーが採用する手法となっている。丈夫なナイロンのメッシュで包みこまれるため、ケーブルを破損から守ることができるし、すべすべのナイロンメッシュはケース内で引き回す際に、滑りがよく、ケースの角などで引っかかりにくく、引き回しが簡単だ。  ここで紹介するスリーブケーブルとは、数本をまとめて1本にしたスリーブではなく、配線の1本1本をすべてスリーブ化した状態の製品だ。1本1本のケーブルをスリーブ化すると、ケーブルの本数は増えるものの、狭い場所での配線で約に立つ。最近のPCケースでは、裏面配線ができるものが増えているが、スペースが狭い製品では、一まとめになったメッシュケーブルなどを交差させると、厚みが増えてサイドパネルを閉じられなくなったり、閉まってもサイドパネルが膨らんだりすることがある。1本1本スリーブ化したケーブルの場合、ケーブル同士が交差しても、あまり厚みが出ないため、そのようなシチュエーションでも役に立つのだ。  さて、それでは紹介しよう。これが、Corsairの最新電源ラインナップに対応した、「第2世代スリーブケーブル」だ。(本記事で使用されているのはブラックカラーです。) AXシリーズ専用ATX 24pinスリーブケーブル AXシリーズやAXiシリーズの電源は、フルモジュラータイプなので、ATX 24ピンのスリーブケーブルが用意されている。 AXi/AX/HX/TXM/CXMシリーズ共通DCスリーブケーブル […]

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