物欲を刺激してやまないAerocool DS Cube Windowは、デザインは元より、搭載するファン/水冷/VGA/ドライブ構成を柔軟に搭載できます。久々に自作を堪能できる楽しすぎるケースです。カラーもバブルのように豪華6色展開です。
DS CUBEは、水冷や大型のVGAを搭載できる拡張性を備えたMicro-ATXケースです。幅265mm、奥行381mm、高さ411mmです。サイドパネルには、270mm×155mmのアクリルウィンドウが採用されています。
各方向から画像を見てみましょう。まず正面です。
斜上
上
メッシュに交換
ななめ後
内部
ケースのプラスチック部分には、さわり心地が滑らかな「leather Coating」が施されています。しっとりした質感があります。
フロントポートは、ケース上部に設置されています。電源、リセット、オーディオイン・アウト、USB3.0×2、USB2.0×2です。
ケース下部は、ゴム足に加えてアーチ型になってます。スタイリッシュなデザインと共に、ケース下部からの吸気も良さそうです。
トップパネルを交換することができます。静音性を重視する場合は遮音パネルを、冷却性を重視する場合はメッシュパネルに変更できます。メッシュタイプもカッコいいですね。静音性と冷却性のどちらの方向性を選択できるのは嬉しいです。
フロントのかっこいいエアーインテークは静音性を考慮して、縁に細かいスリットが入っています。フロントからのノイズ漏れを抑えます。
標準でフロントに200mmファン、リアに120mmファンを搭載しています。500RPMと900RPMと静音ファンです。ファンによる冷却が足りないと感じた時に交換や増設できます。無駄がありません。
電源ユニット部には、ゴムの設置台が採用されています。ケースに電源ユニットの振動が伝わりノイズとなるのを防ぎます。振動が発生する部分あちこちに、ゴムが使われています。
2.5インチ専用シャドウベイは、2つです。電源ユニットの横に設置できます。2.5インチのHDD/SDDを簡単に脱着できます。ココにもゴムが採用されています。HDDの振動がケースに伝わるのを抑えます。
電源の後ろ側には、2.5インチ/3.5インチシャドウベイが2つあります。HDDトレイが採用されています。こちらも簡単に装着、取り外しできます。3.5インチも搭載できます。
HDDトレイもゴム付きです。
マザーボードは、Micro-ATXもしくはMini-ITXを搭載できます。
内部スペースを広めに取ることで、VGA環境の拡張が柔軟にできます。3.5インチベイを取り外せば、320mmの大型グラフィックカードを装着できます。3.5インチベイを設置したままなら、255mmまでのグラフィックカードを装着できます。SLIやCrossfireを構築するのも面白そうです。
5インチベイ×1、3.5インチベイ×1を備えています。最近はどちらのベイも使用頻度が低くなっていますので、5インチベイも、3.5インチベイも1つ装着できれば十分とも言えます。
電源下部には、ダストフィルターが装着されています。ケースボトムからの吸気は、ホコリを吸い込みがちです。このフィルターがあるだけで、ずいぶんとホコリの侵入を防げます。
フロントファンには、200mmファンが標準で装備されていますが、120mmにしたり、140mmにしたり、柔軟に変更できます。
リアには、120mmファンが標準で装備されていますが、140mmに変更することできます。
トップパネル(天板)には、120ファンを2つ増設できます。こちらも柔軟に組み合わせを作ることができまして、トップパネルのリア側のファンなら140mmを搭載することでもできます。5インチベイを外すことで、140mmファンを2つ搭載することも可能です。
トップパネルのファンを使用しなければ、最大で200mmの高さのCPUクーラーを使用できます。トップパネルのファンを搭載する場合は、最大で190mmです。ハインドなCPUクーラーを選択できますね。
水冷ユニットの設置も柔軟です。排気をリア側にするかトップ側にするか選択できます。
CORSAIRの水冷一体型ユニット「H110」や「H100i」などのラジエーターも搭載可能です。※H110、H100i搭載時は5.25インチベイ、3.5インチベイの使用が制限されます。
自作PCの醍醐味とも言える、いろんな構成や組み合わせを考えられるPCケースに仕上がっています。カラーはブラック、ホワイト、ブラック&ホワイトがオススメです。他の色は好みがわかれるところです。
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追伸:さらに自作欲望を刺激するケースファンも用意されています。カラーが4色です。珍しいカラーリングですよね。
さらにファンの裏側には、なんとつぶつぶ、黒い斑点がキモかわいいです。
某インカ王国みたいなテクノロジーを搭載しています。
効きそうな気がします。
このつぶつぶが、静かに空気をぴゅーと、送りだすんですね。